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補完食(離乳食)を進めていくと、『そろそろお粥以外も食べさせてみようか?』となると思います。
うちも息子が生後7ヶ月を迎え、離乳食を開始して2ヶ月経つこともあり、先日からパン粥を試し始めたところです。
・補完食ベースで進めているので、パン粥の始め方に迷っている
・パン粥の簡単な作り方が知りたい
そんな、離乳食初期〜中期のお子さんを持つ方はぜひ今回の記事をチェックしてみてください。
※こちらの相川先生の補完食の本をもとに、補完食の考え方を取り入れながら離乳食を進めているのですが、分かりやすいので便宜上離乳食中期という書き方をしています。
パン粥を離乳食初期に試さなかった理由
・離乳食初期のレシピは水分が多い
・そもそも食パン自体塩分や脂質が多い
正直にいうと1個目の理由が9割です。(お粥のストックが常にたくさんあったので……。)
パン粥の初期のレシピは水分が多いので、今は初期だけど中期向けのレシピを試そうか……?と考えたこともありました。しかしパンは塩分や脂質が多く含まれてため、中期向けのレシピだとさらに摂取量が増えて胃腸に負担かと思い、離乳食に慣れてない初期の頃はやめておきました。
6~11か月の赤ちゃんの食塩摂取の目安量は1日1.5g。6枚切りの食パンを半分食べると0.4g、他の食材にもナトリウムは含まれますので、簡単に目安量をオーバーしてしまうことになります。毎日毎食パンを使うと塩分を摂りすぎてしまう可能性がありますので、量を加減して使いましょう。
引用:赤ちゃんのための補完食入門(相川晴 著)
また、パンには小麦や乳成分などのアレルギー物質が含まれているものがほとんどのため、離乳食に慣れたあと、それらがクリアできてから食べさせました。
パン粥を離乳食中期から始めて良かった点
・パン耳も使えた
・子どもを抱っこしながら作れた
ペースト状にする作業が不要
結果論ですが、離乳食中期から始めて良かったと思っています。今回のパン粥はかなり手軽に簡単な方法で作りましたが、初期だとペースト状にする手間がかかります。すり潰しや裏ごしは米だけで十分だ…と思いました。
パン耳も使えた
離乳食初期ではパン耳を取り除くレシピばかりだと思います。ただ、パン耳の重さを測ってみると6枚切り食パン1枚60gあたり22~25 g前後も重さがあるので、使えるに越したことはないんですよね。
5倍粥が食べれていたのでチャレンジしてみましたが、作り方に気をつければ、パン耳も十分利用できました。
※パン耳使う使わない問題に関しては後述します
子どもを抱っこしながら作れた
パンを細かく切ったり煮たあとすり潰す工程がなかったため、(鍋を蹴らないよう足を片手で抑えながらですが)子どもを抱っこ紐で抱っこしながら作れました。これがかなり良かったです。
離乳食作り自体に毎週とても時間が取られていたので、日中の時間帯に抱っこしながら作れるのは助かります。
参考①:パン粥 摂取目安量
初期:食パン量10g 出来上がり量30g
中期:食パン量15g 出来上がり量50-60g
後期:食パン30g 出来上がり量70-80g
参考②:食パン1枚の重さ(目安)
4枚切り:100g
5枚切り:80g
6枚切り:60g(うちパン耳25g)
8枚切り:45g
参考:③パン耳はお粥に混ぜていいのか?
調べたところ、パン耳自体に固く苦味があるため取り除くべきという意見と、やわらかく煮れば7-8ヶ月頃からOKという意見の両方がありました。補完食(離乳食)全般に言えることですが、この月齢になればOKというものではなく、子どもの食べたときの反応(吐き出したりむせたりしないか)から判断するのがよさそうです。
とはいえある程度指標は欲しいものです。うちの息子は5倍粥をつぶさず粒ごと食べれていたので、柔らかくすればいいかな?という判断のもとパン耳も混ぜてみました。
参考④:5倍粥とパン粥とのカロリー比
5倍粥…50gあたり32.5kcal
今回のパン粥…50gあたり36.5kcal
計算するとパン粥の方がややカロリーが取れる計算になりました。
※超熟6枚切り1枚164kcal で計算してます。パンによりカロリー量は変わります。
※詳しい計算式
5倍粥は100gあたり65kcalなので毎食50gとして32.5kcal
パン粥は6枚切り食パン1枚(60g)あたり164kcal、今回のレシピで出来上がり量が225gでしたので4,5回に分けて食べることを考えると毎食45-55gあたり32-41kcal、故に50gあたり36.5kcalになります。
7-8ヶ月頃から 作りやすいパン粥レシピ
7~8か月ごろと書いていますが、5倍粥をスムーズに食べられるようになったころからがおすすめです。

材料
食パン:60g(6枚切り1枚)
水分:200g
※水分は水でも粉ミルクでも。粉ミルクの場合、最後に粉をかけて溶かせばOKです。
※食パン:水分=3:10の割合がおすすめです。この割合になれば何gでもOKです。
手持ちのフリージング容器に合わせてこの量にしています。こちらのリッチェルのフリージング容器なのですが、なにかとちょうどよい量が作れて使いやすいのでおすすめです。
手順
1.食パンを耳ごと手でちぎって鍋に入れる
2.水分を入れ弱火でスプーンで混ぜながら3-5分煮込む
※水分がどんどん吸われるので、パン耳を優先的に吸わせるとまんべんなくふよふよになります。
3.好みのやわらかさになった時点で出来上がり。冷まして冷凍可能です。
実際の出来上がり量
食パン1枚分で、1個50mlのフリージング容器4,5回分になりました。
食パン2枚で作るとこんな感じの量です。
フリージング容器にパンパンに詰め込んだので1個55g×6、小皿は60g×2の8回分になりました。
離乳食は一般的に冷凍保存の目安が1週間なので、食パン1枚分で十分だと思います。
食べさせるときの注意点
パン耳の部分が十分にふやけていないと少し飲み込みにくそうでした。
・スプーンで細かくしながら食べさせる
上記の点に気をつけました。心配でしたらパン耳を取り除いて作ってもよいと思います。
また、食パンには小麦と乳成分が含まれています。特に主原料の小麦は重篤なアレルギー症状を引き起こしやすい食材ですので、いきなり量を増やすのではなく、卵のように段階的に増やしていく方が安心だと思います。
子どもの反応
現在生後7ヶ月(離乳食開始から約2ヶ月)の息子ですが、5倍粥を裏ごしもすり潰しもせず食べています。
パン粥はとても反応が良く、両手両足をバタバタさせながら食べていました。40g位でもお腹がパンパンになっていたので、様子を見ながら増やしていくのも手かと思います。
まとめ
個人的にパン粥が中期からのスタートがおすすめな理由
・パン耳も使える(個人差はあります)
もちろん離乳食初期からパン粥を試してもよいと思います。ただ作る手間のことを考えると、まずは5倍粥を食べられるように段階を踏んで、その後にパン粥、という順番でもありかも……と思います。
日々離乳食作りに取り組まれるみなさまの参考になれば幸いです。
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