育休復帰後は何かとバタバタしがちです。
仕事内容の覚え直しはもちろんのこと、生活リズムの再構築、保育園に行き始めたばかりの子どもの世話など予定外のことが起こりがちですし、生活ペースを掴めるまで時間がかかります。
- 仕事中急いでいるとき、とっさに看護補助者さんの名前が出てこなくてヘルプが呼べなかった(複数回)
- 復帰日の翌日に子どもが発熱!どういう手順で休みの連絡を入れるべきか迷った
- 翌月の勤務希望をうっかり入れ忘れた
育休明けの後輩ナース心当たりがありすぎる……。



前もって把握しておくことで、こういったミスは防げます。
一つ一つは小さなことですが、積もり積もれば大きなストレスとなります。
復帰後になるべく早くこのような事務的ルールをあらかじめ把握しておくことで、生活が少しスムーズになったり、精神的ストレスが緩和される可能性があります。
優先順位の高い順に紹介しますので、育休復帰予定の人はもちろん、すでに育休が明けて働いている人も不十分なものがないか見ておきましょう!
スタッフの名前の把握と挨拶
シフトでスタッフの名前を把握する
スタッフの名前はシフト表でしっかりと把握しておきましょう。
元いた部署に戻る場合でも、1年以上現場を離れているとよく知っているスタッフの名前でも咄嗟にでてこないことがあります。



わたしも、数年一緒に働いていた副看護師長を呼び止めようとしたときに咄嗟に名前がでてこず、自分でびっくりしました
復帰後、各スタッフに一言挨拶をする
久しぶりに会うスタッフにも可能な限り自分から挨拶をしにいきましょう。
円滑なコミュニケーションを図るためにもとても大切なことです。



でも、相手も話し中だったり集中していて中々話しかけるタイミングがないんだよね……。
確かに育休復帰後早々に現場に放り込まれてバタバタと仕事をしていると、一人ひとりきちんと挨拶ができずなかなかタイミングを逃しがちです。
そういう場合でも「挨拶がおくれましたが」などと一言添えた後に「これから改めてよろしくお願いします」と伝えましょう。



きちんと復帰の挨拶をしてもらえると、相手も嬉しくなるものです。
初めましてのスタッフには一対一のときにあらためて挨拶をする
復帰後に初めて会うスタッフは、最初に良い印象を残すことでお互いに仕事中声をかけ合いやすくなります。
- 相手の目を見て
- 相手の名前を呼び
- 一言何かを添える
この3ステップを心がけてみましょう。
例:「(相手の目を見て)〇〇さん、挨拶が遅れましたが育休から復帰した△△(自分の苗字)と申します。
これからよろしくお願いしますね」



たしかに、名前を呼ばれて目を見て話してもらうと相手への信頼感がアップするかも。
急な休みが発生したときの対応


子の急病に慌てなくてすむように、マニュアルを確認しておく
一番困る!っても過言ではないのが、子どもの急病で休むときです。
子どもが小さいと、出勤日の朝に急遽休みの連絡を入れるパターンはとても多いです。



わたしも、一人目の育休復帰日に子どもの熱発で休みました…
慌てることがないように、あらかじめ病棟ルールを把握しておく必要があります。病棟内掲示物や、体調不良で休む時のマニュアルの場所を聞いて一度目を通しておきましょう。
撮影許可があれば、マニュアルをスマホで撮影しておくと、急な休みのときにもスマホ内の画像を見れば落ち着いて対応出来るのでおすすめです。「いつ撮ったっけ……?」と写真フォルダを漁らなくて済むよう、復帰してなるべく早くに撮っておくのがポイントです。



育休復帰日の日付で写真フォルダを探せばすぐ見つかるので、時短にもなります
同じ理由で、病棟の決まり事など後で見返す可能性のある書類も、復帰して早いうちにスマホで撮影しておきましょう。
マニュアル化していない職場の場合や、マニュアルに乗っていない部分は同じママナースに聞きましょう。最初に誰に連絡するのが良いか、何時頃が良いのか、最低限伝えるべき内容は?など、いざというとき余計な頭を悩ませずにすむよう細かく確認しておきましょう。
- 誰に……病棟に、看護師長に、その日のリーダーになど
- 何時ごろ……誰が部屋割を変更するかにもよる。夜勤者が部屋割り変更をするなら、夜勤業務をするスタッフに何時頃なら業務の負担にならないかを聞いておく。
- 最低限伝えるべき内容……「休む理由・受診予定の有無・次の出勤日に出勤可能かどうか」など
- 誰に…まず現場(病棟)に連絡。
- 何時ごろ……夜勤者が朝の食事介助に回る7時半までに
(夜勤者に聞くと、7時までは採血や朝のラウンドに回っており7時〜7時半が比較的手が空くそう。私は7時過ぎに電話をかけるようにしている) - 最低限伝えるべき内容……休む理由・受診予定の有無
上記を看護師長にもLINEで報告。受診が必要な場合は受診結果、次の勤務に出れるかどうか(分かる範囲で)。基本的には、次の勤務に出れるかどうかは当日になってみないとわからないため、当日連絡でOK。



インフルエンザとかコロナで休む時はどうなるのかな……
仕事柄、自分や家族にコロナウイルスやインフルエンザ等の感染症が疑われる場合はとくに対応に注意が必要です。自分から患者やスタッフに感染しているリスクがある場合、病院側は感染拡大に務める必要があります。
自分や家族が感染症で休む場合、病院側はどの患者をどの程度の管理下におくべきか(レッド対応など)確認がしたいはずです。早めに的確な情報提供を求められるので、以下の点を明確にしておきましょう。
- 発症までの経緯
- 自分が前日に接した患者
- 接した内容(検温のみ、体位変換とおむつ交換2回)
- 標準予防策の有無(マスクと手袋はしていた、自分はマスクをしていたが相手はマスクしていなかった等)
以上を把握したうえ病棟に連絡しましょう。
残業、勤務希望のつけかたは復帰月が終わるまでに押さえておく!


残業をつけるときのルールの確認
残業をつけるときの申請方法や病棟ルールを確認しておきましょう。
「15分単位じゃないと残業がつけられない」「翌日までに申請フォームで申請する」「タイムカードを押した時間で申請してはいけない」など、おそらく職場独自のルールがあるはずです。
職場によっては、月末の残業はつけ忘れると翌月に反映される前に締め切られてしまい、結果サービス残業になってしまうという場合もあります。
勤務希望の出し方
翌月の勤務希望を出すときは、どこの職場でも決まり事があります。
- 休み希望の締切日
- 入れてもよい希望休の日数
これらは必ず確認しておきましょう。



私の病棟は締め切りが毎月20日、希望休は原則3日までのルールです
ほかにも、「第2希望を入れる」「有給の数は月に◯日まで」「休み希望の理由を記載する」など決まったルールがある場合もあります。
勤務変更時の手続き
急な勤務変更になったとき、職場によっては勤務変更届を個人が提出するなどといった対応を月末までにしないといけない場合があります。子どもの急病で有給を使った時など、勤怠の処理をどのようにすればよいのか事務に確認しておきましょう。
まとめ


これまでまとめてきた内容は、いずれ覚えることではあります。
わざわざ意識して確認しなくても、誰かに指摘されたり教えてもらう機会があるでしょう。
それでも、確認することでちょっとしたミスやストレスを減らせるかもしれません。
ぜひ一度立ち止まって確認してみてくださいね。
