1.陣痛とは ~前駆陣痛、本陣痛ってなに?~
前駆陣痛とは…
「出産に当たり実際に感じられる陣痛とは異なり、妊娠中期から後期にかけて自覚されるようになる、分娩に至るほどではない陣痛に類似した痛み」のこと
「前駆陣痛は、子宮の筋肉が収縮することを原因として引き起こされ、お腹の張りや痛みとして自覚されます。正常の妊娠経過でも生じる反応であるため過度に心配をする必要はありません」
前駆陣痛について | メディカルノート (medicalnote.jp)
「持続時間や痛みの間隔には規則性がありません。また痛みが弱まったり、強くなったりを繰り返します。個人差はありますが、前駆陣痛は出産予定日の月である臨月(妊娠10ヶ月)あたりから感じる方が多いようです。」
前駆陣痛から出産までどのくらいか?本陣痛との違いも解説 | DNA先端医療 (dna-am.co.jp)
妊娠中期~後期にかけて自覚することもあるそうですが、主に臨月間際に不規則に起こるおなかの張りと痛みが前駆陣痛といえるみたいです。私も2人目妊娠中ですが、後期に入ったあたりからキューっとおなかが張ったり痛むことが増えており、35週現在(8月5日)はかなり頻繁かつランダムに起こっています。痛みの程度はそこまで強くはありません。
本陣痛とは…
一般的に言われている陣痛を指す場合がほとんどです。日本産婦人科学会は「規則正しく10分以内または1時間に6回以上の痛みを伴ない分娩に至った子宮の収縮をいい、その開始時期を陣痛発来という」と定義しています。
また前駆陣痛は痛みが弱くなり、消失することもありますが、本陣痛の場合は痛みが徐々に強くなり、痛みの間隔も短くなります。
前駆陣痛から出産までどのくらいか?本陣痛との違いも解説 | DNA先端医療 (dna-am.co.jp)
痛みが10分間隔を切る、もしくは1時間に6回以上の痛みがきたとき。それが陣痛の始まりといえるようです。ちなみに私の1人目のときは、出産予定日の朝5時に目が覚めトイレに行った直後に破水したのですが、その時すでに痛みの間隔が6~7分間隔になっていました。あとでスマホの陣痛カウンターアプリをみると、0時の時点ですでに陣痛間隔が10~12分になっていました。痛みがそこまで強くなかったため、本陣痛が来たと確信が得られず、まぁいっか…と寝てしまったようです(実際は痛みでほとんど眠れず)
2.陣痛についてのあれこれ
陣痛が怖くなくなるお話としていくつかまとめてみました。
まず、陣痛が起きているのは、実は1分間だけだそうです。そう、ずっと痛いわけではないんです。1回につき1分。陣痛と陣痛の間隔はどんどん短くなってきても、陣痛が続く時間は生まれる直前まで1分。その1分間を呼吸法で集中して乗り切れば大丈夫です。
そしてママが痛いとき、赤ちゃんも同じくらいがんばっている。痛みに耐えているのは一人じゃなく、赤ちゃんも一緒。だれかと一緒だと思うと、少し気持ちが楽になります。
陣痛でつらいとき、とにかく「早く生んで痛みから解放されたい」と思って過ごしがちですが、その痛みに耐えている日もしくはその次の日が赤ちゃんの初めての誕生日でもあります。改めて言葉にすると、心がほんわかとします。出産当日は赤ちゃんの誕生日でもあるので、生まれてきてくれたことをお祝いしたいですね。陣痛バックのなかに、赤ちゃんと初めてのツーショットを取るためのグッズを入れてみてもいいかもしれないです。
また初産の場合、自分が初めて母親になった日でもあります。出産のあと、赤ちゃんや自分をたくさんねぎらってお祝いする気持ちを心の片隅に置いておけると、気持ちがおちついて少しは痛みも減るかもしれません。少し話がずれますが、私は出産したら食べたいお気に入りのお菓子をいくつか入れておいて、産後のご褒美として食べていました。
3.陣痛がきたときの姿勢
陣痛時に体を動かしたりいろんな姿勢をとることで、お産をスムーズにすすめられ、痛みを和らげるのにも効果的です。私の一人目の出産時は病院の部屋が分娩台しか空いておらず、ずっと分娩台の上で寝たきりになっていたので(お産自体も19時間かかりました)2人目出産時はいろいろな姿勢をとって体をうごかしてみようと思っています。
寝ているよりも立っているほうが赤ちゃんの頭が出口に近づく
壁や付添人の肩に手をついて寄りかかったり、足を肩幅に開き、腰をまわす、数歩歩いてみる、などの運動もよいそうです。
あぐらやひざを開いて座る
骨盤が開きやすくなる姿勢がおすすめです。うつ伏せに前向きに倒れこむとおなかの重みが緩和され力が抜けやすくなるみたいです。
シムス位の姿勢
横向きになり下になった手を後ろに回し、前にもたれかかる姿勢です。おなかが重たくなってきた妊娠中期ころからよく寝る際にとっていた姿勢が、陣痛時も痛みをやわらげてくれます。
痛みが和らぐ姿勢を見つけられると、それだけで少し安心できます。動けるうちにいろんな姿勢をためしてみるとよいと思います。
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