第3回【終活しない親に】子から提案!実家の金銭管理見直し、家の整理、エンディングノート作り

エンディングノート

こんにちは、当ブログ管理人のほたです。当ブログではアフィリエイト広告を利用しています。ごゆっくりとご観覧ください。

 

これは、県外在住の30代姉弟が
マネーリテラシー皆無な60代両親の
豊かな老後生活を願い

・実家の固定費見直し&収支の把握
・定年退職後の資産運用
・不用品処分、整理
・実父母にインタビュー
・エンディングノート作成

を遂行するまでの150日間の記録です。

・定年退職した親が、今後の金銭管理や終活のことを全く考えていない
・子どもとして終活サポートをしたいけれど、縁起が悪いとかまだ早いとか言って話をきいてくれない
・どのように終活サポート(実家の金銭管理や不要品整理、エンディングノート作り)をして行けばいいのかわからない

そんなふうにお悩みの30-50代の方々の参考になれば幸いです。

★第3回の要約★
伯母に根回しして母に前情報をいれてもらうことで、家のお金の管理や不要品整理・エンディングノート作りに子どもから関与するのは大いに『アリ』なのだという価値観を示せた。
・終活を行ううえで、親の心理的負担がいったい何であるかを書き出す
・親の強みをもとに解決策を探る
・親が耳を傾けてくれる人、経験や説得力を持って話せる人に進言を依頼する
ほた
ほた

各ポイントについて、詳しく説明していきますね。

2週間の実家滞在期間中にすることは大きく分けて3つです。

・家の固定費見直し&投資見直し
・不要品処分
・エンディングノート作成

※第1回、第2回はこちらです

第1回【終活しない親に】子から提案!実家の金銭管理見直し、家の整理、エンディングノート作り
子から親への終活サポート!ポイントは節目の時期に行う、家族の問題点と強みを見つけ目標を立てる、協力者を引き込むこと
第2回【終活しない親に】子から提案!実家の金銭管理見直し、家の整理、エンディングノート作り
終活しない親の終活サポート開始!まず行ったのはやるべき事のリストアップ&スケジュールを組むこと

ただ弟と立てたこの予定は、そのまま提案しただけではおそらく却下されます
そのため、計画を進めるのに問題となりそうな点を挙げ、それを親の強みを生かしながら解決する事にしました。

父母の問題点

お金に関して

親のお金の管理に口を出すわけなので、当然いい顔はされないと予測
「お金の話は子どもとするものではない」という意識が両親共に根強く残っている

家の整理に関して

(母)家にある子どもの不要品整理をすると伝えた際、「別に今やらなくても、家を建て直すときなどにまとめてすればいい」と消極的だった

ほた
ほた

お金のことは家族間でも話題に出しにくいですよね。

不要品整理も『今やる理由』がないと後回しにしがちです。

 

親の強み

父母…跡取りである弟なら、家のあれこれに関わる話をしても聞き入れてくれそう。また、子どもが誠心誠意・自分達(親たち)を否定することなく・下手に出ながら説明すれば、さすがに聞き入れてくれるだろうと判断。

父…お金(節約含む)のことに関しては興味関心がある。不用品の処分もぼちぼちやっていかねばと考えているよう。

母…伯母達と仲が良く、伯母の意見なら聞き入れてくれそう。お金に関しては積み立てNISAを弟が管理している。

どう解決するか?

お金に関して

弟が母の投資(積み立てNISA)の面倒を見ているので、それの確認作業の延長線で固定費の見直しをするよう促す作戦で行く事になりました。私でなく跡取りの弟による提案なら耳を傾けてくれるだろうと見込み、金銭面に関しては弟主体で斬り込んでいく戦法です。

また固定費の介入含め、家の金銭管理に関わる目的を誠心誠意しっかり伝える予定です。

資産管理(確認)の目的
老後の自分達の生活水準・月々に使える金額を把し、老後の年金生活を無理なく楽しくすごすため。また、お金や土地含めた資産管理に一緒に関わることで、父母自身や代がわりしたあとの弟一家が後々困る事態を防ぐため。

さらに、私が2月に固定費の見直しでキャリア変更をした際に『わたしがファミリープランから抜けるので、今年から父母のスマホ代が年間で⚪︎⚪︎円程度値上がりするよ』と具体的な数値を添えて伝えてありました。父も『わしもプランの見直しするか〜』と言っていたので、実家の固定費見直しの件はクリア出来そうです。

ちなみに、固定費の見直しについてはこちらの両学長の本を元に行う予定です。弟は改定前の本を、私は改訂版の電子書籍&本の2冊を持っています。笑

家の整理に関して

子どもの荷物を処分する旨を伝えた際、父はわりと積極的でした。問題は母です。母の持つ強みからアプローチしようと思い、伯母(母の2番目の姉)に相談しました。

伯母は私の母方の祖父母(2人とも亡くなっている)の家の膨大な量の荷物の整理をしてくれています。また自分の義理の亡き父母の身辺整理で苦労した経験もあり、持病もあるため、自分のエンディングノートを毎年自分の誕生日に更新しているそうです。

ほた
ほた

伯母とは仲良しですし、説得力のある伯母の言葉なら聞きやすそうと考えました。

 

近々三姉妹で旅行に行く予定があったので、その2番目の伯母から旅行中母にそれとなく伝えてもらうよう頼みました。

・家の整理はまだ体力のある60代のうちにしたほうが良い。
・まとめて処分するとなると労力とお金がいっぺんにかかって超大変
・大型のものは廃棄するのにいちいちお金がかかる。体力のあるうちに小さく解体して最小限の金額で済ますのが良い。
・子どもが協力してくれるというならありがたく頼るのが吉。
・子どもは思っているよりも親を心配している

以上の内容を実体験を交えて伝えてくれたそうです。何も事情を知らない1番上の伯母もなかなか良いパスをしてくれたらしく、母の反応も「ふぅん……(そんなものなのか)」と、手応えがあったそうです。

まとめ

スムーズに家のお金管理・整理・エンディングノート作りに着手できるよう、帰省前に行った根回しの内容です。

 

・終活を行ううえで、親の心理的負担がいったい何であるかを書き出す
・親の強みをもとに解決策を探る
・親が耳を傾けてくれる人、経験や説得力を持って話せる人に進言を依頼する

『この人の言う事ならきっと耳を傾けてくれるだろう』と言う人から協力を得られるとかなり強い!と思いました。言葉に説得力を持たせられる経験を持つ方であれば尚更良いです。

親の価値観に干渉するのはお互いにダメージが溜まりやすいのですが、相手の価値観を否定するのではなく『最近じゃこういう考え方もあるよ』と新たな価値観として認めてもらえるよう根回しをしたというお話でした。

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