補完食(離乳食初期)でのタンパク質源、大豆・卵・肉・魚のおすすめ調理方法&失敗例を紹介

離乳食

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補完食だと、初期からタンパク質も試して行く方向かと思います。

豆腐、卵、しらすなど取り組みやすいものはともかく、肉や赤身魚などは離乳食初期のいわゆるごっくん期にどう調理すればいいでしょう?補完食は調理方法などの情報が少ないため、特に初期の頃は迷うと思います。

補完食の初期からタンパク質を色々と食べさせてあげたい
鉄分不足対策に、鰹やマグロなどの赤身魚も試したい

そ補完食を始めて数週間の、いわゆる離乳食初期のお子さんを持つ方はぜひチェックしてみてください。

※各項目、準備や調理のしやすい順、かつ食べさせやすい形態順に掲載します。

※タンパク質は肉や魚は約10-15g、豆腐は20g程度を目安にしています。

※相川先生の補完食本とネットの情報を参考に試してみました。

 

取り組むまえに

タンパク質選びで気を付けたこと

・食べやすく調理しやすい食品から試す(豆腐、しらすなど)
・卵黄は試す時期をむやみに遅らせない。(逆にアレルギー発症がリスク上がる)

食べさせる際に気を付けたこと

・初めて試すものは『平日の病院が空いている時間帯に一口から』を守る
・卵を増量する日は新しい食材は試さない
・経皮感作予防に、必ず口周りにワセリンを塗布する

 

大豆製品

豆腐

初めて食べた時期:3週目(17日目)

圧倒的に準備しやすく初期におすすめです。湯に潜らせて表面を加熱殺菌すると良いです。小分けの一口豆腐が使いやすいですが、正直割高なのでふつうのを使ってます(残りは大人のお味噌汁に入れる)。

調理法

×冷凍(ボソボソになる)
⚪︎10-15g程度を皿に入れ、ポットの湯を入れる。全面を湯に潜らせたあと湯切り。スプーンで細かく滑らかに潰して与える。

子どもの反応

塊の部分は少し食べにくそうでしたが、極細かくしてあげれば大丈夫そうでした。(豆腐なのですぐ細かくなります)

 

豆乳

初めて食べた時期:7週目(43日目)

大豆製品でアレルギー物質でもあるので、豆腐を試したあとに少量からはじめました。

調理法

あらかじめレンジで解凍したお粥にかけて、600w10秒くらいでチン

失敗例

×カチカチに凍ったお粥にかけて一緒にレンチン
→沸騰すると分離する。お粥が冷たいのに豆乳は沸騰して分離…。粥は先に解凍すべしです。

子どもの反応

クリーミーなお粥になったからか食い付きが良かったです。タンパク質が足りない日にお粥にちょい足しするのもアリです。

高野豆腐

卵(卵黄)

初めて食べた時期:5週目(30日目)

固ゆで卵の、卵黄部分から始めます。アレルゲンの多い部分は『卵白>卵黄の外側>卵黄の中心部』なので、初めは卵黄の中心部付近をあげるとよいそうです。
耳かき程度の量からスタートして、アレルギー症状がないか確認しながら少しずつ量を増やしていきました。

※アレルギー症状:口周りや皮膚の発赤・腫脹、まぶたの腫れ、喘鳴(ぜいぜいと言った呼吸)など。喘鳴や呼吸苦は気管が腫れ狭窄することで出るので命に関わります。即救急車です。

卵に関してはアレルギーの発症を予防するために、上記のように慎重に進めていく必要があります。詳しくはこちらの相川先生の補完食の本を参考にしました。

(上がわたしが持っている本、下が改訂版です)

卵黄をあげるまえに

・口周りが荒れている日は避ける
・初めての日だけでなく、増量する日も必ず平日午前中の病院が空いている時間帯にする

子どもの反応

卵黄粥にして与えると、美味しそうに両足をバタバタさせていました。

白身魚

しらす

初めて食べた時期:3週目(21日目)

脂質が少ないため消化しやすく、柔らかいため初めての魚にもおすすめです。塩抜きの際わたしは茹でましたが、熱湯を注いで5分ほどおけば塩抜きができるようです。

調理法

茹でて塩抜きしたあと、裏ごし器で裏ごし

子どもの反応

粥に混ぜてあげると『!?』とびっくりした顔でしだが普通に食べてました。生臭いのが気になるようなら長めに茹でるとよいです。

カレイ

調理法

ゆでた後、皮と骨を取り除いて身をすりつぶしてお湯やミルクなどで伸ばします。

子どもの反応

赤身魚

鰹節

初めて食べた時期:4週目(32日目)

調理法

マグカップに鰹節1パック(5g)+お湯を注ぎ、茶漉しでこせば簡単に出汁が取れる

※ぶっちゃけ初期は味付け不要の時期ですし、鰹節からの栄養も多くはないので、離乳食中期以降の味付けとして使うので良いと思います。

失敗例

×赤身魚を試す前に試そうと思い、細かく砕いてお粥に混ぜてふやかしてから食べさせました。粉にむせることもなく美味しそうにしていましたが、喉に張り付いてむせることもあるらしいので普通に出汁を取って試す方がよいです……。

カツオ(刺身、タタキ)

初めて食べた時期:6週目(38日目)

調理法

刺身が扱いやすい。刺身を茹で、すり鉢ですりつぶすとよい。※繊維が細かいため裏ごしは難しい

失敗例

×カツオのタタキを焼いて包丁で刻んですりつぶしながらあげる
→焼くと固くなる、刻むと粒がデカくてオエッとえづく

対策…冷凍したものに水か粉ミルクをかけてレンチンしふやかしたあと、スプーンの背で細かく刻みその都度お粥に混ぜながら与えました。写真だと見づらいですが、これくらい細かくすればうちの子はもぐもぐ食べれていました。

子どもの反応

味自体は好きで、つぶつぶしいのがダメそうでした。細かくすれば食べますが、細かくする作業が地味に大変です。最初はカツオのツナ缶にすればよかったかなとちょっと後悔しました。

水煮のツナ缶(マグロ)

 

鶏ササミ

良質なタンパク源かつ低脂質で消化しやすいので、初めての肉類におすすめです。

調理法

白い筋を取り除き弱火でゆっくり・中にしっかり火が通るように茹でる。熱いうちにブレンダーがあれば撹拌し、裏ごしすると食べやすい。なければすり鉢で擦って滑らかにすると良い。包丁で刻んでもたべなくはないが、そのままだとむせるので食べさせるときに工夫が必要(失敗例参照)

失敗例

×ブレンダーがなく、茹でたものを包丁で細かく刻んでお粥に混ぜる

上の写真のように、刻みだと塊が大きいです。お粥に混ぜてもむせて食べにくそうでした。塊を水分でふやかして根気よくスプーンの裏で崩してお粥に混ぜてあげたらなんとか食べれていましたが、カツオよりもさらに大変でした。ブレンダーがないのならば無理に初期に試さなくても良いかな……と個人的には思います。(疲れる)

 

調理失敗例から学んだこと

『ブレンダーは離乳食初期のご飯作りにあると便利だが、なくても漉し器があれば乗り切れる。ただし肉魚類を離乳食初期にあげたいならばブレンダーがあるといい包丁で刻むだけではむせる。配慮すれば食べれるが、手間ヒマがかかる

 

まとめ

5-6ヶ月の頃の補完食(離乳食初期のころ)のタンパク質源について、実際に取り組んだ調理方法と失敗例をまとめてみました。
離乳食だとタンパク質を本格的に与えるのは7,8ヶ月頃からですが、補完食の考え方だと初期から推奨されているため何をどうあげればいいか迷うと思います。わたしの失敗例を含め、この実践がどなたかの参考になれば幸いです。

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